アニメも良いぞ!!「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第4話から [お薦め]
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アニメも良いぞ!!「いつか君になる」第6話第7話から [お薦め]
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アニメも良いぞ!「DAYS」第4話から [お薦め]
もうすぐ8月・・・。
最近の新作アニメから一つ紹介・・・サッカーアニメの「DAYS」です。
スポコンアニメも色々ありますが、あまり「根性」ばかりだと辛いものがあります。(汗)弱々しい主人公が少しずつ強くなっていく・・・ほのぼのとした雰囲気もあり・・・明るいけれど単なる能天気でもなく・・・深刻ぶらずに淡々と綴られていくスタイル・・・。この作品はそんな感触なのですが、ジャイアント・キリングやハイキュー風のダイナミックな部分もあって楽しめます。
今回はその最新作の4話から。
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生方千加子は苛ついていた・・・・!身の程もわきまえず、遇直に努力すれば格好良い風間陣の様になれると思い込んでいるらしい同級生の柄本つくしに!雨に濡れながらでも、ひたすら耐え忍び、たった一人で走り続ける柄本つくしに!!
目障りなその姿・・・遂に堪忍袋の緒が切れた生方千加子は、走り続けるつくしに・・・親切にも「真実の一撃」を与えた・・・はずだったが・・・・!
本が好き・・・文学少女だった生方千加子は多くの小説を投稿したが連戦連敗を重ね、遂には・・・立派な「大人」になっていた・・・そんな彼女にとってつくしの言葉は・・・衝撃・・・・。
「僕・・・これしか出来ないので・・・。 初めて見つけたんです・・・本気で・・・やってみたいんです!多分・・・生方さんが言ってることが・・・全部正しくて・・・。多分・・・僕が全部間違ってるのは・・・分かってるんですけど・・・。僕は平凡で・・・バカで・・・何の取柄も無いと分かってるので・・・。
でもだから・・・だから・・・命を掛けて・・・僕は生きたいんです!!」
「分かった・・・どうしてコイツに苛つくのか・・・。
愚直でバカみたいな生き方を続けて・・・きっとコイツは、これからも損ばっかりするんだろう・・・。
でも・・・本当は皆そうやって生きたいんだ・・・。
間違った生き方をしていたいんだ・・・。
でも、普通はできない・・・。
挫折して諦める・・・。
そしてやがて・・・全部を忘れるんだ・・・。
それが人の成長だよ・・・そうだろ・・・。」
帰宅した洗濯板千加子は、 夢中で小説を書いていたころの自分を思い出して気づく・・・。
「いや、違う!
本当の成長はそうじゃないんだ・・・。
平凡で・・・何の取柄もない・・・?
違うよ・・・。
アンタは特別だよ・・・。
バカ柄本・・・。」
夢を諦めた自分・・・大人になった自分のむなしさに気づきながらも、その事実から目を逸らしたい自分・・・。遇直なつくしの姿に、そこまで打ち込めない大人の自分をいやでも自覚させられる辛さ・・・。本当に苛ついていたのは、そんな自分に対してだった・・・!
と言う事で・・・第4話は・・・クールビューティ・・・洗濯板千加子 の目覚めのお話しでした。この後、しばらくして千加子はサッカー部に入部!「辣腕マネージャー」・・・「女帝」としてその名を全国に知られるのは後のお話し・・・かどうか、原作未読の私には分かりません。(笑)
ダイナミックなテーマソング・・・控えめながら効果的なBGMも良し!
面白そうでしょ!(笑)
ちなみにこの文学少女・・・今回読んでいたのは坂口安吾の「桜の森の満開の下」・・・。kindl本(無料)を読んでみたら凄い!まさに幻想怪奇小説か?安吾の名前は知っていてもそれだけだった私には衝撃の出会いでした!
凄いぞ「DAYS」!!(笑)
アニメも良いぞ!『ソードアート・オンライン』第13話、14話より [お薦め]
ラノベ原作、昨年春まで?六部にわたってTV放映されたSFアドベンチャーアニメです。今季の新作の出来があまり良くないこともあって久々に見てみたのですが、細かな部分での発見や感動が多くて驚かされました。以前紹介した25話同様に、第1部「Ainclad」編の第13話と14話も素晴らしい!
ここでは、主人公二人の間で交わされた会話の素晴らしい場面を上げておきましょう。
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湖畔の隠れ屋、二人きりで過ごすキリトとアスナの幸福なひと時。そして、釣りで出会った高齢のニシダとの別れの場面から。仮想世界での出会い・・・その意味を語るアスナの言葉が美しい・・・。
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次は再び戦地に赴くことになった二人の会話から・・・「二人の時」への愛おしさが痛いほど分かる・・・。
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そして14話のクライマックス。「事件」の首謀者がゲームの「ラスボス」であると分かって、最後の死闘を繰り広げる場面から。
はかなく消えていった仲間たちの姿を思い出し、最後の賭けに臨むキリト。 極めて論理的な方法論の元に繰り広げられる戦いのラスト・・・キリトの剣が折れヒースクリフの剣が打ち下ろされる刹那、アスナがその身を投げ出して討たれる。呆然とするキリトも無情の刃を受けるが・・・最後の瞬間、文字通りの「奇跡」によってヒースクリフの胸を、キリトの手にしたアスナのレイピアが貫く・・・。
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最後は・・・崩れゆくAincradを、遥かな高みから見下ろすキリトとアスナの最期の会話と・・・白衣を纏った「首謀者」茅場晶彦の別れの言葉・・・。
想像を絶するストーリー・・・時に見せる情愛に満ちた深い会話に惹かれます。作画レベルも高く、静謐なBGMも素晴らしい・・・「今世紀」の最高傑作と思える名作ですね・・・。
アニメも良いぞ!『GATE 自衛隊 かの地にて、斯く戦えり』より [お薦め]
昨年夏から放送されているアニメですが、年明けから2ndシーズンが始まりました。ノンビリした場面と派手な戦闘場面のバランスも良く見どころ満載のアニメですが、第20、21話は特に素晴らしく・・・泣けました・・・ので上げておきましょう。(笑)
第20話と21話冒頭のストーリーは・・・
『皇帝の不在の隙に権力を掌握したゾルザルは、意に沿わない者への弾圧を始めた。『皇帝の主権および権威を擁護回復するための委員部会』による恐怖政治を合法化するオプリーチニナ特別法が発布され、講和派の議員たちが次々と逮捕されていく。一方講和派の重鎮であるカーゼル侯爵はテュエリ家に避難していたが、委員部に見つかりテュエリ家の娘のシェリーと共に脱出。シェリーは慕っている菅原を頼って、外国協定に守られた翡翠宮へと向かう。』(~公式HP)
自ら屋敷に火を放って追っ手を食い止めた誇り高き両親・・・・その思いを胸にカーゼル侯爵と逃亡する12歳の少女シェリーが実に聡明で驚かされる!食べ物を手に入れる為、宝としていた真珠を使うがその際の見事な受け答えに感服した相手から逃げる手立てを得る。潜んでいた深夜の宿では、「子供」にも関わらず侯爵に対して「仇討ちの為の亡命」の決意を告げる。とんでもないことを口にしながらニッコリとほほ笑む少女・・・末恐ろしい度量ではありませんか?(汗)
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翡翠宮にたどり着いた二人。目の前の芝生を踏めば良いと分かっていても国家の壁は厚く、日本人外交官「菅原」に縋ろうとしたが、日本政府の「建て前」を口にして姿を見せない。そこに迫った敵が、シェリーに手を掛けたとき・・・・!
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次は21話から。
「人」として動いた菅原だったが、その結果は目の前で繰り広げられる流血の惨状・・・。ひるむ彼の横で少女シェリーが口にした言葉は・・・「私は見ます!」
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「私はこうなることを承知してここに参ったのです。ですから・・・私は私の為に死んでいく方々から・・・目を背けることはできません・・・」
それを聞いた菅原も応える。
「 今更ながら気づいたのさ。自分がしたことが何を生んだのかを・・・。手を出さなければ、君を見捨てたことを後悔しただろう。俺はそれを拒絶し、君の命を救うため、この戦いを引き起こしたんだ・・・。この犠牲を生んだのは、俺の罪だ・・・。」
その言葉を聞いてカーゼル侯爵は諭す・・・。
「どちらを選んでも、君がいづれかの罪を背負ったことに変わりはあるまい。戦いから目を背けて恥辱を選ぶものは、いずれ 「戦い」と「恥辱」の両方にまみれるだろう。人にできるのは・・・自らが納得できる「罪」を選ぶことだけだ・・・」
自らの行いの結果を見届けろ・・・とはよく言われることです。特に、上に立つものの言動は大きな犠牲につながることもある。貴族、政治家、役人、軍人・・・。その地位に伴う責任と義務を常に意識している者のみが、その存在を許されるという事実。
ヨーロッパ貴族は単なる特権階級ではなく、いざと言うときは真っ先にその身を国と民衆の為に捧げるのだという話を聞いたことがありますが、シェリーや侯爵の言葉からはそんな誇り高き「矜持」が感じられます。また、聞けば分かりますが、全ての場面で、シェリーは自ら考えて行動しています。大人の考えを真似するのではなく、その場の状況に応じて臨機応変・・・このシリーズ中でも最も一途で・・・魅力的なキャラクターは無条件で応援したくなりますね。
場面にあったBGMも素晴らしい・・・派手さはなくても実に効果的・・・。
あえて言えば自衛隊が主人公のこのアニメですが、あの組織は紛れもなく世界有数の「軍隊」です。
ひたすらに表面的な平和のために「恥辱」を選ぶか、それとも誇りをもって「戦い」を選ぶか・・・?現代日本の重要テーマも描かれているこのアニメ・・・単なるエンタメでは済みません・・・。
あなたは・・・「罪」を・・・背負えますか・・・?
それぞれの立場で観ていただきたい・・・。
アニメも良いぞ!『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』から [お薦め]
ご無沙汰しておりましたが・・・気が付いたら・・・年が変わっておりますね・・・。<(_ _)>
さて、夏以降、ipad や新しいカメラなどに気が向いてしまってコチラに投稿するネタが無かったのですが、アニメ関連で一つまとまって来たのであげておきます。
昨年10月から年末までやっていたアニメですが、 題名からしてもラノベ原作のドタバタコメディーと分かりますし、絵柄も軽いタッチでいつもだったら速攻で消してしまう作品です。
では何故?と言う事ですが、お気楽コメディーなのは確かなのに、随所でおっと思わせる部分があるからですね。お嬢様学校が舞台のアニメと言えば・・・「マリア様がみていた」を代表とする格調高いお話しがありますが、 このアニメでも意外とそんな部分が・・・ちょっとある上、お嬢様達の意外な激情が見られてちょっと驚いた・・・と言うことです。随所で聞ける典雅なBGMも聴きものです。
ま、ものは試しと言う事で・・・・第1話冒頭から音を一つ・・・・世話焼きな面から「セバスチャン」のあだ名を持つ高1の男子、神楽坂 公人(かぐらざか きみと)が引きずり込まれた異世界とは・・・。
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格調高い映画風のBGMに始まって、いかにも気楽なアニメらしいテーマソングへ。本編では拉致同然に女子高に連れてこられた主人公が事情を説明されて仕方なく・・・という場面・・・。メイド長の九条 みゆき(くじょう みゆき)が持つ巨大な裁ちバサミが迫る場面は動画を見てのお楽しみ。(笑)クラスの委員長、有栖川 麗子(ありすがわ れいこ)の浮世離れした描写は・・・時間の関係でかなりカットしています。
続きを次に・・・。
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クラスになじめず「人気者になりたい!」と涙ぐましい努力をする天空橋 愛佳(てんくうばし あいか)が、公人を教室から無理やり連れだしてキスを迫る場面から、願いをかなえるために庶民部設立を宣言するまで。委員長の、自分達の「至らなさ」を憂える描写も大事・・・「皆となかよくしたい」と言う愛佳の告白はちょっと泣けるし・・・BGMも素晴らしい・・・。
続いて第2話・・・朝の光景から英語、お花、体育などの授業風景・・・そして・・・。
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ちょっと短めの6分ほど。最後の方の静かなBGMが流れる場面・・・委員長やクラスメートたちの健気さはどうだ・・・。このBGM・・・もはや、お気軽コメディーアニメの域を越えている!!
続いて第4話から・・・。
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庶民部の部活のために麗子からのお茶会の誘いを断った公人。そんな、公人がいない茶会の席で、愛佳の噂話をするクラスメートに思わず声を荒げた麗子は、動揺のあまり部屋に引き籠ってしまう。相談に乗った公人は一計を案じ、愛佳と相談して・・・。
委員長麗子と公人の関係はちょっと色っぽいハプニングなども重なって仄かな恋の予感を帯びていきますが、どちらかと言うと男性経験のない麗子の一方的なものです。その事も絡んで、ストーリーが展開していきますが、この場面は麗子がそんな自分を意識するキッカケと言えるかと思います。お嬢様達の揺れ動く心模様が丁寧に描かれていて素晴らしい。
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続いても4話から。
前半はギャルの恰好をした麗子がスマホのメールでクラスメート全員に謝罪した上で、写メを撮って仲直りするという場面から。 後半は事実を知った麗子が激情に駆られて・・・という展開・・・。
不穏なBGMの流れる中、「嫌いですわ!」に始まる麗子と愛佳のぶつかり合いは、アニメ史上に残る!???(笑)
ま・・・最後は丸く収まるのは当然ですが、 喧嘩するほど仲が良いという二人のお嬢様と、実際には他にも二人加わってハーレム状態になるというベタな展開なのは仕方ないかな。
続いては7話から。
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4話では麗子とクラスメートの和解の場面でしたが、7話では愛佳のそれ・・・。庶民部創設の目的が達成される訳ですが、その事実で公人たちの関係も変わっていく・・・。後半は大幅にカットした上、絵が無いと何だか分かりませんが、風呂で意識を失った公人に愛佳がマウスtoマウスの人工呼吸をしている場面を見られて大騒ぎ・・・というドタバタで、最後の場面だけ聴けば良いです。(笑)
このアニメ、結構お色気場面があって楽しめますが、あまり露骨じゃない上、ストーリー展開に影響する事もあるので、よく見て欲しいですね。(笑)全12話のクライマックスでは「お嬢様」の「生き方」に関わる大騒動が繰り広げられる展開で、セバスチャン公人と庶民部部員たちの奮闘振りが描かれていきます。
最後はオマケ・・・。
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何度も登場するメイド長 九条 みゆきのお話しを2分程・・・とてもアニメとは思えないチェロの独奏曲(バッハ作曲?・・・メイド長のテーマ?)が流れる静かな光景ですが・・・。
早朝の学園内・・・メイド達のミーティングを終えたメイド長。公人の部屋に向かう途中、ジョギング中のお嬢様が家柄絡みの問いかけをするが答えず歩き去る・・・。
公人の部屋でいつものように目覚めを待つかと思ったら・・・呆けた寝顔の公人に・・・そっと・・・接吻 ・・・!!
「ずっと目覚めなければ良かったのに・・・」と言うお馴染みの言葉ですが・・・ひょっとして意味が逆??!とも取れる不思議な描写です!
謎めいたクールビューティの隠された秘密・・・という感触で、これだけのお話も見たかった所ですね。
という事で、ドタバタコメディーではありますが、意外と惹かれる場面も多くてお薦めです。主人公の公人が愛佳の事を「ツンピュア」さんという言い方をしていたのですが、私が惹かれたのはその「ピュア」な部分で、BGMも含めて楽しめます。元々の彼女やメイド長も含めると6人の女子に思いを寄せられる?公人って何だか・・・さすがセバスチャン!という事にしておきましょう。(笑)
意外と魅せる「ツンピュアアニメ」・・・お暇な方はどうぞ!
アニメも良いぞ!「グリザイアの果実」第4、5話から [お薦め]
新しいアニメがそろそろ出揃ったようですが、終わったアニメのシリーズの、以前の作品を見て驚かされたので投稿しておきましょう。
シリーズは「グリザイアの」「果実」「迷宮」「楽園」の3部作ですが、原作はアダルト・ゲームらしくて詳細は不明。(笑)アニメ版の「楽園」が先月放映終了したばかりですが、大変完成度が高かったので他の作品も・・・と見てみました。
実はこの「果実」、第1話はTV放映時に一応見ているのですが、独特の・・・不穏な何か?を感じて消してしまいました。今回改めて見てみると・・・とても出来が良い!特に4話以降はどれも壮絶な展開で驚かされました!!
ちょっと見、どう見ても男一人に美少女多数というハーレムアニメなのですが、実は登場人物全員が過酷な人生を送ってきたという裏があり、回が進むにつれて、主人公の男「風見雄二」との関係の中で息を吹き返すという展開ですね。想像を絶する風見の生き様は「迷宮」に描かれ、「楽園」では彼女たちが窮地に陥った彼を助けるという見事な構成になっています。
今回はアニメ第4話と第5話から「松嶋みちる」の物語の「音」を・・・。
いつもは賑やかにツンデレを演じるみちる・・・しかし、ある時海を見ている彼女は別人のように雄二に接してくる・・・。具合の悪そうなみちるを見守るうち雄二は異常に気付くが・・・。
音は・・・長いので3つに分けて・・・各8分ほど・・・どれもかなりカット編集していますので細かいことは気にしないでください。(汗)
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一見穏やかな会話を交わした二人だったがその帰り道・・・瀕死の子猫・・・みちるが世話していた黒猫「ニャンメル」を見つけて泣き叫ぶ・・・。
自殺願望を抱き続けてきたみちるは・・・。
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喪失の痛みに耐えられないみちるは心を閉ざし、移植された「心臓の人格」が雄二に真相を語って、一計を案じた雄二が荒療治を試みる・・・。
閉ざされた箱の中・・・みちるはつらい過去を思い出す・・・。目の前で自殺した親友・・・移植の後に現れた親友・・・みちるの心は千々に乱れるが・・・。
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嵐のような会話を通して・・・みちるは生きる道を選び・・・雄二の手によって立ち上がる・・・。
そして後日・・・雄二の計らいで渡米した「裏の」彼女は・・・懐かしい両親と再会する・・・。
人は一人では生きられない・・・命にはコストがかかっている・・・それを返済しない限りは・・・勝手に死ぬことは傲慢じゃないか・・・。
良く帰ってきたな・・・ここが・・・お前の生きる世界だ・・・ 。
この世界は・・・前を向けば未来・・・振り向けば思い出・・・どこか一部を切り取れば、物語となる・・・これは・・・そんな物語の・・・ごく一部分に過ぎない・・・。
静かなBGM・・・印象的な言葉もあちこちにある・・・綺麗ごとではない・・・切実な本音のぶつかり合う、とても美しい物語です。
アニメも良いぞ!「俺物語!!」第3話から [お薦め]
GW・・・とりあえず休めたので・・・。(笑)
4月から始まったアニメですが、とても気に入った・・・。
文字通りキングコングみたいな男女関係の話です・・・。
痴漢から助けられた女子高生「大和凛子」が、助けたキングコング・・・じゃない男子高校生「剛田猛男」に一目ぼれし、お礼の名目で手作りお菓子持って接近を試みる・・・。 しかし、肝心の猛男は、彼女の目当ては自分の幼馴染の美男子「砂川誠」だと思い込み、自分の想いを封じて砂川を褒めそやす・・・。
いたたまれなくなった大和は泣きながら帰ってしまい、理由が分からない猛男は砂川に助けを求めるが、話の途中で大和がやってきたため、大慌ての猛男はベットの下に隠れ・・・という場面からの音を上げておきます。 8分少々・・・最初の部分だけ途中をカットしています・・・後半は公園での3人・・・砂川の膝の上には「お礼」の・・・ホールケーキ!(笑)
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ま、たわいのない恋愛コメディーですが、そこここに素敵な言葉が聴けて思わず唸ります。恋愛だけでなく、友人関係や、人生訓めいた言葉もあって、何だか臭いな~と思いながらもちょっと泣ける・・・只のコメデイーでは済まない作品だと思えます。
当然原作が素晴らしいのですが、実に自然に盛り上げる高橋ナツコの脚本も良い?!素直なBGM、テーマソングも良し!
混じりっ気のない「好きです!」と言う言葉が眩しい・・・大人の童話ですね・・・・。
混雑の中、出かけるのも億劫という方にはお薦めです・・・。
アニメも良いぞ!「4月は君の嘘」第21話から [お薦め]
久しぶりに休めたので簡単に・・・。
容体が急変した少女を見舞った主人公の少年と、難手術を決意しながらも時に慄く少女との会話に続いて、 後日の手術と同時進行する形で開かれた音楽コンクールでの少年の様子が描かれる・・・。
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来週が最終話となるこのアニメのクライマックス。登場人物たちの喜怒哀楽、揺れる心情等の描写が延々と続く中シンプルなピアノ曲のBGMが全体を包み、最後には生々しくショパンのバラード1番が流れ出す。横山克のBGMはとてもリリカルで素晴らしい・・・。重々しくも、深みと透明感を感じさせるショパンは陰鬱なようでいて、どこか切なく美しく・・・桜吹雪が舞い散る舞台・・・一人スタインウェイを弾きつづける少年の最後の光景は・・・壮絶・・・。
「大切な人」の死の影に怯えながら、それでも舞台に立つ・・・音楽家、ピアニストという人種の 「業」を抉り出しながら、青春の純粋さと命の輝きを、ピーナッツのセリフ等も交えて優しく丁寧に見せてくれます・・・。
アニメも良いぞ!「4月は君の嘘」第15話から [お薦め]
春の兆しが・・・。
昨日の夜は・・・月が凄かった・・・。(汗)
第2クールに入ったアニメですが、「のだめ」以来久しぶりのクラシック音楽を真正面から取り上げた作品としてだけでなく、少年たちの恋や夢、切ない人間模様も描かれていて素晴らしい!
15話では、幼馴染の二人が夜の音楽教室でピアノに向かって座りながら思いを吐露するという場面で、主人公の弾くドビュッシーの「月の光」が聴かれました。手間のかかる「弟」視していた彼がいつの間にかそれでは済まなくなっている事に気づいて戸惑う彼女・・・文字通り月の光の様に、静かに優しく接する彼・・・ほほえましいひと時です・・・。(5分程)
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第2クールでは「私、ヴァイオリニストなの!」と言って登場して彼を「生きた」音楽の世界に引き戻した別の少女が、実は「難病」に侵されていて?・・・という波乱の展開が繰り広げられつつありますが、 音楽的な面でも、更なる「波乱」を期待したいものです。