着手！

先ごろから少しづつ「曲」に取り掛かっています。今年になってＳＯＮＡＲ　Ｘ－２の日本語化、ボカロソフトのインストールとＲeｗｉｒｅ化などを行い、少し前には新しいキーボードも購入していたのですが、仕事も落ち着いてきたので始めてみました。（この辺の詳しいことはコチラで）

ここで言う「曲」というのは、歌詞が４番まで、最後には短い第２部が付くという大作で、実は６年越しの一大プロジェクトです。基本構想は６年前に全て完成済みですがそれを音にする能力が無い・・・作曲家のラヴェルもかくや・・・と言うほどではありませんが(笑）、私にとってはこれができれば「もういいや！」という作品です。詳しくは本店のどこかに、曲のVer.1はネット空間のどこかに埋もれていると思いますので興味のある方はどうぞ・・・。

散歩のついでに富士山に・・・と言う感じでのんびり行きます。（笑）

で、今回は・・・ＳＯＮＡＲでメロディーラインを造り、midiファイルに書き出してボカロソフトに読み込み歌わせるという作業の第一歩です。

４分の３拍子、テンポ９０で大雑把なメロディーを入れていきます。ストロークの短いキーボードは快適ですが、最終的にはマウスで追い込む方が楽なのが素人ですね 。ただ、ピアノロール画面だと削除やコピペができないみたいで困りました。これまでほとんど使っていなかったので当然ですが、高いガイドブックがあっても読む気が起きないのは歳のせいか？（意外だったのは手元にある古いＳＯＮＡＲの取説などが結構使える事で、シンセの細かい部分まで書いてあったりして助かります。）

いろいろやってみた所、どうやらトラックのクリップ上で右クリックすると良いみたいで何とかまとめることができました。

次はmidiデータの書き出しですが、ファイルメニューの「エクスポート」を見ると「midiグルーブクリップ」の項目がグレーになっていて使えない。いろいろ探ってみると・・・トラックのクリップ上で右クリックし、「クリップにバウンス」「クリップのグルーピング」「グルー ブクリップループ」などの処理が必要らしい。詳しくはコチラということで・・・何とか書き出しできました。

ついでに書いておくとクリップ上で右クリックすると 「MIDIクリップをステップシーケンサーに変換」という項目があります。リズムパート専用？という感のあるステップシーケンサーですが、これをやるとどんな長いクリップもそのまま変換できる。シンセの音もそのままなのでコピペよりはちょっと楽かも・・・。

続いてボカロソフトに読み込み歌わせてみる・・・。初代「初音ミク」と「結月ゆかり」の両方に入れてみたところ、音域もあってゆかりちゃんでいく事にします。歌詞を流し込んで少しだけ調整・・・ＳＯＮＡＲでさらにと思ったのですが、Rewireで起動して動作はしますが音が出ません！（汗）どこかの設定かもしれませんが、面倒なのでとりあえずこのまま・・・。（笑）

元はと言えばヤマハが６４bitに対応していれば良いことですが 、そんなに難しいのか？能力が無いのか？やる気が無いのか・・・・？（汗）

ベロシティーよりダイナミクス、 音符のプロパティでダイナミクスとピッチコントロール・・・やってるうちに徐々に思い出しましたが、一音一音設定するのは大変だ・・・。（汗）

とりあえず追い込み以前のレベルですが一部をアップして見ます。

最初の２分ほどはD-proの女声、アー音だけですが曲の全貌が分かるように１番の全てを、キーの違いが少ないと思って使ってみました。次は初音ミクの素の声と、ゆかりちゃんの、歌詞を流し込んだだけのデフォルト声、続けて少しだけ調整し軽くリヴァーブをかけた声・・・それぞれ１コーラスだけです。

再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら

まだまだ違和感有りまくりですが、散歩レベルではこんなものかな？（笑）

これから先どうなるかは分かりませんが、暇に任せてやっていきます。これから夏休みという方、手持ちの眠ったままのＤＡＷやボカロソフトを使ってみたらどうでしょう。

ささめこうにも・・・

中々難しい・・・。（汗）

土曜日は休出しましたが、昨日今日と久しぶりにノンビリとして過しました。 PCR-300を膝に載せてささめこうかと思いましたが・・・う～ん・・・今一だな～。（笑）

「白き花びら」も書いては消し、書いては消しの繰り返しで進みません。「落書き」もどうもワンパターンで気に入りません。気分転換でもしようかと、HMVを覗いてCharaと清浦夏実の曲をDLしました。Charaは「君に届け」のE・Dテーマソングの「片思い」、清浦夏実は「ささめきこと」のO・Pテーマソング「悲しいほど青く」です。

どちらも淡々としていて、それでいてドラマチック・・・・良いな～！

PCRを何となく撫でているとクラシック調になってしまうので、こんな曲を聴いて・・・真似ようかな？(笑）

散歩をしながら何となくメロディーを考えたりしますが、その時は結構頭に浮かびますね。ところが、PCの前に座って、キーボードに触れると・・・雲散霧消・・・。（汗）キーボードのキーを追う事って「運動」ですからね・・・脳味噌の使う場所が違うんじゃないか？？（笑）

子供の頃からピアノをやって来た人向けの楽器と、ズブの素人向けの楽器は違っていて当然のはずだけど、 買うときはそんなこと分かりませんでしたからね。「キータッチがピアノと同じ」なんて謳い文句に惹かれて買ってしまいますが、ピアノと同じと言う事は、キーはデカイしストロークも深くて結果として四苦八苦することに・・・。普通の人にはキーボードだったらミニ鍵盤の方が向いてるかもしれない？なじみ深いと言えば縦笛の方が遥かに馴染んでるよな・・・なんて今になると思います。

要するに・・・練習しない事の言い訳ですが。（汗）

縦笛風のMIDIデバイスといえば、昔CASIO辺りから安いのが出ていたような気もしますが、今はどうなんでしょうか？ちょっと高いけどそれらしい 製品はあるようですから、宝くじが当たったら考えて見たいところですね。（笑）

インスピレーションの赴くまま、曲が出来れば良いのですが、実際やってみると中々難しい・・・と言う事で、お茶を濁しておこう・・・。（笑）

「白き花びら」・・・とりあえず弦を

ちょっと間が空きました・・・。（汗）

「落書き」も中々良いものが出来ず、手頃なネタもないので・・・お茶でも・・・。（笑）

「白き花びら」 の方は・・・正直言って面倒で気が重いのですが・・・今日は思い切って手を出してみました。

基本的には「誰でも出来る！簡単アレンジ！！」が目標・・・と言うか、それしか出来ませんが。（笑）リズム隊を入れるのは想像も出来ないのでパス。弦を主に使ってまとめようかな？と思ってます。

それでも、ど素人の私にはどこから手を付けたらいいのか？皆目分かりません。「お勉強」する気は「全く無い！」ので（笑）成り行きまかせでいってみましょう・・・。

まずは簡単に・・・主旋律を入れてみることに。

とは言っても、一本指奏法で最初から入れるなんて、ほとんど「無謀」なので、手抜きをしなければ・・・。思い付いたのは、初音ミクに入れ込んだmidiファイルをそのまま入れて、D-Proを鳴らす事です。今日はとりあえず入れるだけで、修正は後日ということにしたので・・・簡単～！（笑）

やっていて思ったのは、やはり前奏や後奏が欲しいな、と言う事。歌詞が１番だけだから間奏はいらないのが救い。素人には意外と大変なのですよねこの辺が・・・。（笑）

主旋律と同じD-Pro、音も同じなので一つのトラックでも良いのですが、後々の修正を考えて別トラックにしました。

意外だったのは、リバーブを効かせたままで打ち込もうとすると、音の遅れが大きくてタイミングが合わないこと。「素」のままの音は色気がないのですが仕方が無いか・・・。ま、こう言う事はDTMの基本なのでしょうね。

参考までにSONARの画面を載せておきます。

 大雑把な言い方をすれば、後は低音や中音部、そして花を添えるハープ位でしょうか？この辺はノンビリと・・・。それにしても、中低音部は主旋律とは全く違うから、今の私には想像もできないのが困った事です・・・。かなりのへそ曲がりじゃないと難しいんじゃないかな？（笑）

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中途半端なものをお聴かせするのはどうかとも思いますが、これでお茶が濁せたかな・・・。（笑）

「白き花びら」miku

初音ミクに歌って貰いました。（正直言って、もっと大人のソプラノ歌手が好みですが・・・いないんだよな～。（笑））

SONARで作った「下書き」をスタンダードmidiで保存して初音ミクに読み込み、歌詞を流し込むだけなので、基本的には簡単な「作業」です。

ところが実際には・・・まず、音の重なりが多くて「音符のノーマライズ」が必要でした。なるほど！ボーカロイドって単音しか発声出来ないんだ～！！(笑）（マルチトラックなので多声部にはできますよ・・・。）

そして・・・まだまだ高くて歌えない～！更に数度下げてやっと・・・。初音ミクって意外と低音です。（汗）

後は・・・、実際の発声と同様にスムースに声が連続するようにし、ダイナミクス（音量）とジェンダーファクター（性別）を少々調整・・・といった所ですね。微妙なニュアンスは私には・・・無理！（笑）

出来ればこのままSONARと繋いで後々修正も出来るようにしたいのですが、CPUの負荷も大きいのでwavで書き出してSONARに取り込みました。 軽くイコライザーとリバーブをかけ、ブーストも追加して終わりです。

 

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あとは伴奏だけど・・・これからが大変・・・なんだろうな？（汗）

良くは知らない・・・。（笑）

「白き花びら」（イサラ・ギュンターの思い出に）下書き２

さて曲作りですが、一応下書きとしては完成しました。最初から、キーが高くて初音ミクには歌えそうもないか？と思ってはいたのですが、瑞木先生からもご指摘を受けたので思い切って７度程も下げました。元の音のキーの高さってGarritan Pocket Orchestraのオーボエの音が高かったのであんな風になってしまったのですが、オーボエってあんなに高いのか？？ちょっと分かりません。（汗）

メロディーは中間部をちょっと整理しましたが、他はそのままです。

歌詞も完成しましたが、あちこちに？？？な部分があって今一ですね・・・。（汗）

他に言葉が浮かばないのでとりあえずこれで歌って貰うつもりです。

 

「白き花びら」（イサラ・ギュンターの思い出に） byユキタロウ

青い空に

輝く花びら

ひたむきに 咲く姿

君のこと想う

 

一途な思い

秘めたその瞳

優しい笑顔

忘れない

 

飛べ

風に乗って

思いのままに

遙かな高み

あの空へ

 

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曲としては１コーラスでお終いです。

その方が、控目なイサラには合ってますもんね・・・。

「白き花びら」（イサラ・ギュンターの思い出に)下書き

終わってしまったアニメ「戦場のヴァルキュリア」・・・今年のベストかも知れません。

 印象的だった登場人物イサラを思って書いてみました。とりあえず下書きということでメロディーのみ、全体の構成は何も考えていない、完全な下書き、備忘録です。歌詞も大体出来ていますが、メロディーとの兼ね合いでまだまだ変わると思います。

イサラ戦死の時から考えていて、断片は少しずつ出来ていたのですが、やはり歌詞が決まらないとね・・・。こういう曲って「思いが昂じて」生まれるもので、歌詞とメロディーは同時に出来ていくものだと思う。一度にはできないから少しずつ・・・ですね。「白い小鳥」同様何年掛かるか分かりませんし、これで終わる可能性も大？（笑）

問題は初音ミクに歌えるかどうか（無理っぽいな・・・）、そして私の根気が続くかどうか（無理っぽいな）・・・どうなる事やら・・・。（汗）

 

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始まりは「BLUE DROP」

では「きっかけ」に続いて「始まり」について・・・。（笑）

アニメ「プリンセス・プリンセス」に出会って感性を大いに揺すぶられた私ですが、その後はこれと言ったアニメに出会うことが無く、1年と少々経った頃・・・発見してしまったのです・・・「ＢＬＵＥ　ＤＲＯＰ」を・・・。

『実はこれ、キャラクターの印象が余りに地味で古典的で・・・期待してなかったんですが・・・。（笑）第１話は見逃したのでDivXで見たら・・・驚いた！！凄いぞこれ！！ 地味なキャラクターは変わらなかったんですが・・・作画が異様にハイレベル！！CGも多用されているようだけど違和感は無い。スピーディーな展開と印象的な場面が多く目が離せない。１、２話は学園物の雰囲気だけど、先はSF戦闘物か？「天使達の戯曲」と副題が付いているが確かに「戯曲」を感じさせる格調の高さだ！！行けるかも？？！！静かな音楽も印象的だ！！』

とベタ惚れ。（笑）

とにかく、静かな雰囲気の中で進行する、異星人と女子高生の愛憎劇、そして余りに悲劇的な結末に涙滂沱でございましたね・・・。 3ヶ月は事ある毎に涙ぐみ（笑）、立ち直るまで半年を要した・・・そんなとんでもないお話です。（爆）

流れるBGMも鮮烈で美しい！しかもどことなくアマチュアライク？な雰囲気があるという不思議なものです。放送終了後しばらくした頃、そんな思いが昂じた為か？メロディーや歌詞が浮かんできて・・・・。（汗）

作らなくちゃ！！・・・・と言うことに・・・。（大汗）

DTMという言葉は知っていましたが、具体的なことは何も知らない。そんな状態から始め、SONARを買い 、初音ミクを買い、PCR-300を買い・・・作詞作曲をして打ち込んで・・・ニコニコ動画にアップして・・・と暴走に次ぐ暴走・・・。（笑）

 実はこの状態は昨年の5月から一歩も進展していません。初音ミクや伴奏の難しさに音を上げて、すっかりご無沙汰に・・・。（汗） ま、そんなこんなで現在に至っているわけですね・・・私が「曲」といった場合は、実はこの時の「曲」を指しています・・・。

全ては「曲」のために・・・今はまだその準備期間・・・なんちゃって。（爆）

情けない話しですが・・・とにかく・・・曲をまとめると言うのは面倒なので・・・ノンビリいくと言う事です。

「プリンセス・プリンセス」と「ＢＬＵＥ　ＤＲＯＰ」という二つのアニメによって始まった私の「今」です。大の大人がアニメで・・・なんて呆れる方もおられるでしょうが・・・笑っておつきあい下さい。

それにしても・・・「視覚」と「聴覚」と「感性」に訴えかけるアニメって、とんでも無い事も出来るんですよね・・・。

「オペラは総合芸術」という言い方をされますが、アニメだってそれ以上の可能性がある！クリエーターの方々の腕の振るい所だと思います。それを意識していても、予算の壁が立ちはだかるのが実情だとは思いますが・・・改めて奮起を促したい所ですね。

きっかけは「プリンセス・プリンセス」

さて、いい歳をしたおじさんがDTMに手を染めるなんて・・・きっかけを書いておきましょう・・・。

あれは・・・もう３年前？偶然見たアニメに目が耳が釘付け！！それをきっかけにブログを始め・・・今まで来たんですね。

アニメの題名は「プリンセス・プリンセス」！ストーリーとしては美少年が女装するという大変恥ずかしい・・・い・いや～素晴らしいお話です。（笑）（一年以上も熱中させて貰った顛末に興味がある方はメインサイトへどうぞ。）

キャラクター 、ストーリーと共に私を惹きつけたのが使われているBGMです。OP、EDのテーマソングも素晴らしいのですが、バックに流れるBGMに惹きつけられました。たかがアニメに何故？？と思うほどの素晴らしいメロディーばかりです。時に切なく、時に華麗に響くそれは、場面によっては雄弁すぎる程の説得力を持って迫ってきました。も～～唖然でしたね。（笑）

知らない方はリンク集に書いてあります Veohの動画で、第１話冒頭の４分間をご覧になってみて下さい。冒頭のピアノ曲も鮮烈ですが、特に、３分１５秒過ぎからの曲（ブルーローズ）なんて・・・鳥肌物！始めて聴いたときはショ・・ショパンの新曲？？！！と狼狽させられてしまいました・・・・。（汗）（テーマソングは別の方の作品です。）

 

Watch Princess princess 1 in å��ç�»  |  View More Free Videos Online at Veoh.com

 

 他の曲も信じられないようなメロディーが溢れていて、結局はDVD等関連グッズを買い占めることに・・・。

BGMとしてはキャラクターソングCD と言う形で、VOL1、VOL2、VOL3 の３枚にまとめられているのですが、選曲の関係で漏れている曲もある反面おまけの曲も何曲かあるので、BGMだけを味わいたいという場合はiTunesなどの入れてちょっと手間をかける必要があります。

アニメ本編では予算と時間の制約もあってか？編集がちょっと雑なのが残念でしたが 、あのような物語と音楽がこの世に出た事の「奇跡」を喜びましょう！

BGMの作曲者はリンク集にも書いてあります「瑞木薫」先生です。「先生」なんて気楽に書きたくはないのですが、私にとっては「泣かせの瑞木」 という尊称を奉った事もあり「先生」としか言いようが無いのです。（笑）

瑞木先生は過去、子供向けTVドラマのBGMや合唱曲などを手がけられており、アニメのBGMとしては「プリンセス・プリンセス」が始めてだったようです。 クラシックの素養に女性らしいフェミニンな感性、そして天真爛漫さと飛翔感が溢れる素晴らしい作品ばかりですので、これらをまとめた「作品集」を期待したいところですが、BGMという性格上短い曲が多いのでそのままでは無理ですね。もう少し長めにして何とか・・・と思わずにはいられません。今更ですが・・・耳が良くて話しの分かる「業界」の方って・・・いないんでしょうかね？？？（笑）

瑞木先生は今後活動の幅を拡げられる御様子ですので 期待したいところです。皆さんも注目していて下さいね。

ということで「きっかけ」を書きましたが・・・DTMって・・・出てきませんね。（笑）

そうなんです。瑞木先生の曲は私を惹きつけ、打ちのめし、そして思わず陶然とさせられる作品なのですね。 唯々聴くだけで満足・・・あるだけで美しい・・・アートそのもの・・・と思います・・・。

で・・・DTMは？

それはまた後日・・・「BLUE　DROP」編で・・・。（笑）